インフォメーション
既報ですが、8月26日(土)・27日(日)にオンラインで開催されますKATE(関東甲信越英語教育学会)埼玉大会で、下記の要領で奥住が講演をさせていただくことになっております。KATE会員は参加無料、非会員の方は2,000円となりますが、今年はオンライン開催ですので、全国どこからでもお話を聞いていただくことが可能です。参加お申し込みが本日8月11日(金)23:59までとなっておりますので、ご興味のある方は〆切までにこちらから参加申し込みの手続きをしていただければと思います。
日時: 2023年8月27日 (日) 15:10 ~ 16:40
演 題:
「英語教育の当り前を見直してみませんか?」講演者:
奥住 桂 准教授 (埼玉学園大学)概 要:
「これまでそうだったから」「前にうまくいったから」「自分も学生時代にやっていたから」といった「英語教育の当たり前」をこの機会に見直してみませんか? 学習指導要領、コロナ禍、GIGA スクール構想、ChatGPT の登場と教室を取り巻く環境が大きく変わっている今、もしかしたら「意味のないこと」を学習者に押しつけているかも知れません。教師として、研究者として、教材や教具などを提供してくださる立場として、改めて考えていただく機会になれば思います。
本日の出演者
ゲスト:naoさん(公立中学校教師)
MC: anfieldroad
本編
校内の教科研修にお邪魔しました
同僚と同じ話を聞くということ
響くところは人によって違う
「なんちゃって」5ラウンドを参観
教科書を「帯活動」として扱う
昨年度は「学期ごとラウンド」今年は「1冊ラウンド」
ラウンド1「場面絵の並べ替え」
タブレット上で絵を選択する活動
英語力とはちょっと違う能力を必要としてる?
※放送中「デジタル教科書を使用」と言ってますが、厳密にはこちらはデジタル「教材」です。現在の文科省の教科書に関するルールでは、生徒用のデジタル「教科書」にこのような機能を埋め込むことができません。
ラウンド2「本文の音と文字の一致」
文ごとにバラバラに並べ替えた英文を正しい順番に選ぶ活動
「音と文字をつなぐ活動」であって「文字と意味をつなぐ活動」である
初見の英文を自力で読む経験をどこで積むの?
「並べ替わったものを読む」ときに自律的に意味を考えるのではないか?
上から普通に読むより、意味を考えるようにはなるかも?
今読んでいる文だけ集中できる仕組みがあれば
意外といいじゃん「5ラウンド」
読解のプロセスを分解して体験できる
今日初めて見た英文を音読まで持っていくのは重いよね
教師「今日全部やらなくていいんだ」
生徒「教科書って難しくないじゃん」
「もう教科書終わってます(一応)」という安心感
単語帳を使った語彙学習
英文読解で出る順の単語帳
教科書の新出単語を時間かけて扱うことへの違和感
「意味がわかる単語」を把握する
文字と意味をつなぐ指導
母語の漢字でさえ相当「訓練」してるよね?
単語テストでももっと「読み(音)」を!
漢字テスト:がっこう(読み)→学校(書き)
単語テスト:学校(日本語)→スクール(音)→school(綴り)
タイピングは書くよりは負荷が小さい
中3だって書かなくてもいいんじゃない?
国語教育に比べて雑な部分
(英語は)練習させてない基礎技能結構あるよね
ひらがなは「あ」から練習しないでしょ
アフタートーク
即興でスピーキングテストやったらめっちゃ面白かった
テーマ「人生で一番◯◯なこと」
何回もやってるうちにどんどん上達する生徒たち
30分の練習より30分の本番
生徒のすごさに改めて気づく
原体験は自身のヴァイオリンレッスン(詳しくは→ #010のアフタートーク)
卒業式でヴァイオリンを披露?
整体の先生もびっくり!?
今年も半分(以上)終わっちゃった…