こんにちは、anfieldroadです。
GWということもあって、ちょっと不規則なペースでの配信になってますがご容赦ください。
TBLTを紹介しているポッドキャストのご案内
今号では実験的に音声ファイルの配信にも挑戦してみます。こちらの音声は、英語教育2.2CASTという私がnoteで配信しているポッドキャスト(インターネット上のラジオのような音声コンテンツ)です。そちらの第1回の放送を、今回こちらのNewsletterでも公開・配信しますので、よかったらお聞きください。
前号のNewsletter[033]では〔思考・判断・表現〕の指導・評価にはTask-based Language Teaching(TBLT)が相性良さそうだ、という話を書きました。このTBLTについて、文字で詳しく説明しようと思ったのですが、どうしても長くなってしまいますし具体的な例があったほうがわかりやすいかと思うので、今回は音声を載せる形にしてみました。
ちなみに、言語教育の文脈で「タスク」と言った場合、定義は様々ありますが、例えば加藤ら(2020)1では、
当事者の間に情報の授受によって解消しなければならない何らかの「溝(ギャップ)」が存在する。
学習者は課題の内容上の目標を達成し、その成果を示さなければならない。
活動に用いる表現・形式に関する制約がない。
という3つを「タスクの要件」として挙げています。具体的な解決すべき目標をクリアするために持ってる英語を総動員して取り組み、(英語の正しさではなく)問題が解決したかどうか、で評価されるという仕組みがとても〔思考・判断・表現〕っぽいですよね。
今後何回か、こちらのポッドキャストのエピソードもいくつかご紹介しながら、TBLTのポイントをご紹介できればと考えています。ちなみに、こちらのポッドキャストは有料で配信しているコンテンツです。そちらにもご興味がある方は、こちらをどうぞ。
こんなご時世ですので、GWとはいえどこかにお出かけというわけにもいかない感じですので、おとなしく家の中の片付けなどをしているんですが、聞きながら作業もできるポッドキャストってこういうときの作業BGMにぴったりだと思います。どうぞお試しください。
『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアル 教室と世界をつなぐ英語授業のために』加藤由崇, 松村 昌紀, Paul Wicking編著(三修社)2020.
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