ということで、少し前に始めた【アイデアの源泉】連載第2回です。第1回では活動アイデアの源泉として、すでにある「面白いものを真似する」という方法をご紹介しました。第2回も同様に「真似する」シリーズで、今回は「トランプ」を取り上げます。
英語授業アイデアの源泉
#02 トランプのルールを活用する
トランプなどの伝統的なゲームは便利
多種多様に存在するゲームの中で、英語の授業と相性がいいなと感じるのは、トランプなどのカードゲームです。テレビ番組と同様に、多くの生徒がルールをすでに知っている可能性が高いこと、仮に知らなくてもすぐに楽しめるシンプルな仕組みであること、そして(GIGAスクール構想によるタブレット端末配備前の)アナログな教室でも取り組みやすいこと、などがそのメリットでしょう。
活動では既製品のトランプそのものを活用することもあります。100円ショップ等でも売っていますので、トランプを複数買っておけば、グループに1つずつ配ってそのカードの記号や数字を使って何かしらの活動に取り組むこともできます。
あるいは、画用紙にカードを印刷して、それを切ったものを使うこともあります。こちらのほうがカードにいろいろな情報を印刷できるので多様な活動が可能になりますが、何クラスも、何年も活用するのであれば、手間はかかりますがラミネートをしておくと便利です。名刺サイズのラミネートシートもあります。もしくは、「裏面に何も印刷されていないトランプ」も売っているので、シールになっているシートに情報を印刷して、それをトランプに貼るとかなり質感の高いものになるのでおすすめです。
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では、具体的な活動をいくつがご紹介します。